夢織りLetters

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夏のひとこま

実家に行っているあいだ、私は病院と畑と市場を行ったり来たりしていました。
父の面会は一日1時間でしたから、それ以外は実家の手伝いです。
ブルーベリー最盛期の今は、猫の手も借りたいほど忙しいのですが
働けるのは兄と母と私。(ほかは会社勤めです)
炎天下のブルーベリー摘みは兄と私の仕事。もう汗が玉のように吹き出ます。
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摘み終えたものを母が選別します。これがまた大変。
一粒一粒傷が無いか調べます。柔らかいのや青いの、小さいのはよけます。
そのあと、私が重量を計ってパッキング。
流れ作業です。
傷があるものや小さいのは、ジャムに回します。
(母が大鍋でブルーベリージャムを作ります)

パッキングが済んだら、いよいよ出荷です。
兄は柿畑の草刈りや剪定など、仕事が山ほどあるので
私がバンにブルーベリーを積んで運転していきます。
なんだか、東京でのオフィスワークが信じられないくらい
休む暇もないほどの重労働?です。
でも、それが私の性に合ってるのか楽しくてしかたありません。

今日は久しぶりに涼しい日です。車を飛ばして一路”道の駅”に。
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朝方雨が降ったせいか、山は霧がかかってとてもきれいでした。
田んぼには白鷺の姿も。
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さて、道の駅に到着です。
ここでは2日間売れないと撤去されます。
自分で決められた場所に並べます。
あ~、どうか売れますように!
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その日の午後、そっと偵察に行くと、、、よかった、全部売れてる!
それにしても数あるブルーベリーの中で、こんなに早くうちのだけ完売?
幸先いいなぁ・・・
と思いきや、陳列台の下の箱に山と積まれたうちのブルーベリー。
えーーー?
よくよく見ると、「グラム数が書かれていません」の文字が。
きゃっ、大ドジだ。
急いで持って帰り、再度シールを貼って出荷。

あ~、よかった。翌日には完売していました。
土日は良く売れるのですが、やはり平日の売れ行きはちょっぴりダウン。
平日は市場へ持って行こう!
色々作戦を考えます。
ちょっと遠出をして少し大きな町の市場へ出荷します。
目立つように、可愛いシールもつくりました。
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ところで、ブルーベリーを詰める時、上に葉っぱを乗せるのが我が家流。

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そんなとき可愛い葉っぱ発見。
これがそれ。
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きれいなハート型でした。
このブルーベリーどなたのもとへ行ったかしら?
きっといいことあるでしょう!

いいことと言えば、道の駅の横に広~いひまわり畑があるのですが、
そこのひまわり自由に持って帰ってくださいとの館内放送がありました。
剪定ばさみも貸してくれます。なんて太っ腹な道の駅!
母は抱えきれないほどのひまわりをいただいてご機嫌でした。
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そんなこんなの夏のひとコマでした~♪
by geko2203 | 2010-08-19 09:31 | 日常

東京は下町の小さな日常を綴ります。


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