夢織りLetters

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窓辺で・・・

「お母さん、これから病院に行きますから、待っててくださいね」
小さなHarukanaを連れて電車を乗り継いで来るのは大変だろう、一度は断ったものの、もう家を出たと言う。
待つこと約2時間。汗をかきかき病室にやってきたチョンヒ。
ベビーカーを押しながら、片手には小さなペットボトル。
どこで見つけてきたのか可愛い花がさしてある。


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聞けば、来る途中道端で摘んできたという。
シロツメ草にドクダミ、タンポポ。
病室の窓辺に一瞬スーッと緑の風が吹いたみたいだ。
いいなぁ、私はやっぱりこんな花が好きだ。
一緒に持ってきてくれたのは99歳の柴田トヨさんの詩集「くじけないで」
日本語がまだよく読めないチョンヒは、本屋さんで今どんな本が売れているのか聞いて買っきたとか。。
今夜はこの本を読みながら眠りにつこう。

ありがとう、チョンヒ。そしてお休みなさい
by geko2203 | 2010-06-21 14:15 | 家族

今日で5日目。

ディズニーランドが目と鼻の先なのに
病院の窓から見る景色は、かわり映えしないビルばかりです。
食事もこんなんです。
ちょっと寂しいので、フレームをつけてみたけど・・・

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あと9日。

↓ コメントありがとうございます。
 帰ってからゆっくりお返事に伺いますので、しばらく失礼します☆
by geko2203 | 2010-06-15 15:10 | 日常
お嫁ちゃんのチョンヒが1カ月ぶりに韓国より帰ってきました。
里帰り中は、何だか気が抜けたよう・・・
勿論、孫のharukanaもいません。

そんな二人がたった今帰ってきました。
空港まで息子と迎えにいったのですが、
久しぶりに見るチョンヒは、ブルーのジャケットで颯爽としていて
姑の私が言うのもなんですが、とっても綺麗!
やっぱり里の空気は合うのかな?

ベビーカーのharukanaと片手にバッグ、
あら、荷物が少なくてよかった、、、
と思いきや、後ろに空港の係員の人を従えていて、その人の押すカートには
スーツケースとバカでかい段ボール箱数個。
あと風呂敷包みやらなにやら、、山のよう!(こんなに預けてよかったんだっけ?)

家で開けると、もう口あんぐりのお土産の量です。
大きな段ボールは、オール韓国海苔。もうひとつはキムチの箱。
キムチも色んな種類が入ってます。
そのほかに魚の干したもの30匹。
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おもちに韓国風春雨、タッカルビ、餃子、焼酎にマッコリ4本etc
息子たちへは靴下。
主人へは朝鮮ニンジン。
私へBBクリームにポーチ。白いジャケットまであります。

あとは、絶品のこのオコワ。
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栗やナツメ、アーモンドのスライスなど色んなものが入っていて
とってもいい味しています。
すごくずっしりしているので、一人で半分も食べるとおなかいっぱいになります。

それが、こんなに山盛り!
うひゃーっ!
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当分、韓国料理三昧の日が続きそうです。

そんなお土産の中でも、一番うれしかったのがこれ。

スタジオで撮ったharukanの写真。

韓国は結婚式などの写真は半端じゃありません。
もうまるでスターです。
特に女性はこの写真に命を賭けてる、と思うばかりです。
びっちり朝から晩までかけて、衣装もとっかえひっかえ
10種類ほど着替えて、撮影します。

そんな韓国でharukanaも撮ったわけですから
やっぱり可愛く撮れています。(ちょっとひいき目?)


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よくよくharukanaを見れば、ネックレスとブレスが!
え、5か月じゃ早いんじゃないの?
韓国ではそうなのかしら?
でも、そのネックレスには、harukanaの名前と息子の電話番号が。
ブレスには、チョンヒと私の携帯番号が刻印されていました。
ちょっと嬉しいグランマでした♪

あ、そう言えば田舎の母からは
by geko2203 | 2010-06-10 07:48

利尻・礼文の旅Ⅱ

帰りは、列車で富良野にちょっと寄り道しながら苫小牧港へ。
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苫小牧からは大型フェリーに乗って1泊、仙台まで約15時間の船旅です。

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船の中では、映画やコンサートもあって、退屈することもなく
楽しく過ごすことができました。驚いたことに大浴場もあるんです。
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         (太平洋フェリーさんのHPから拝借)
海を真横に見ながらのお風呂、なかなかいいものです。
5日間、あっと言う間の旅。
明日から、頑張って仕事しなくちゃ。

最北端に行ってきたんですね、あらためて・・・
by geko2203 | 2010-06-09 06:39 | 旅(国内)

利尻・礼文の旅Ⅰ

利尻&礼文の旅、満喫して帰ってきました。

今回の旅は飛行機はナシ。
列車で東京から、東北&北海道を縦断してきました。

東京を朝7時に出て、新幹線で八戸まで。
そのあと特急に乗って、青函トンネルを抜け函館へ。
函館から乗り換え、札幌へ。
札幌に着いたのは午後6時。長い一日でした。
長旅のお供は、これ。
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駅弁も5日間で3回食べました。
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そして、これ。(このアイス、美味しかったぁ!)
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初日は札幌泊。
翌日は札幌から稚内まで列車で5時間。
さらに稚内から、船に乗ること2時間半。
やっと目的地である礼文島に着きました!

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”海抜0mから高山植物が咲きほこる花の島”と言うキャッチフレーズに
一度は行ってみたいと思っていた島です。
海の色は透き通るほど美しいブルー
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普段なかなかお目にかかることのできない高山植物。

本当は花より団子の私ではありますが、
ここの ”レブンアツモリソウ” はとても可憐な花で、
ちょっとクラッときました。^^;

これがその花。
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そのほかにも、可愛い花のオンパレード。
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途中こんな看板もありました。
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翌日は、礼文島からフェリーに乗って利尻島へ。
天気が良くて、利尻富士と呼ばれる利尻山がフェリーの中からくっきり見えます。
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利尻山は、かの有名な”白い恋人”のモデルの山です。
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利尻と言えば、利尻昆布。
あっちにもこっちにも昆布やさんが軒を連ねています。
海の幸も豊富で、ランチは採れたてのウニ丼。
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うはぁ~、たまりません。
夫は海鮮丼。
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礼文島でのバスガイドさんの話だと
この島には、信号機が2つしかないそうです。
そのひとつの信号を通り過ぎたのですが、
車の通りのさして多くない道路でした。交差点でもありません。
ガイドさんいわく
「子どもたちが、大きくなって島を出てゆく時、
信号も知らないでは可哀そうだから、勉強の為に置いてるんです」

思わず笑みがこぼれました。

そう言えば、稚内でガイドさんがこんな話もしてくれました。
「稚内で一番近い映画館は旭川にあります。
そこまで行くのに、220K。車で4時間。往復8時間かかります。
だから、映画を見に行くのは泊りがけ。
子どもたちは学校の社会科見学で映画を見に行きます。
そんな稚内にこの6月、初めての映画館ができるんですよ。
町中、大喜びです。もう旭川まで行かなくてすむんです」

なんだかそんな話を聞きこちらまで嬉しくなりました。
なんでも当たり前みたいに思っていたことが、場所が変わるとこんなにも
違うんですね、、、
あらためて、色んなことを考えさせられた旅でした。

                    つづく
by geko2203 | 2010-06-07 23:03 | 旅(国内)

旅してきま~す。

明日から夫と5日間、利尻&礼文に行ってきます。
二人だけの、ちょっと長い旅は久しぶり。

そう言えば、こんな旅もありました。


「忘れえぬ旅」

年のころなら20代前半。きりりと髪をアップにして、着物姿も初々しい女性が
私たちの部屋の担当だった。
彼女は私たち夫婦を部屋に案内すると、窓を全部開け放してこう言った。
「ご覧下さい、こちらから見える海は絶景ですよー」
部屋一面にあふれるばかりの陽光が差し込んだ。
海が180度のパノラマで私たちの前に姿を現した。
ぷーんと磯の香りが私たちに海に来たことを告げる。

二人で旅館の窓から眺める海には感慨深いものがあった。
15年前、旅行と言えば、病気を治すという医者めぐりの旅だけだった。
夫が目の難病を医者に宣告され、どうしようもないほど落ち込んでしまった。
仕事も手につかず、眠れず、食事もとれず、毎日もがき苦しんでいた。
私は落ち込む夫を連れ、難病を治すという名医をたずね歩いた。
そう簡単に病が治るわけはないのだが、少しでも気がまぎれればと、
旅行をかねて各地をまわったのだった。

ホテルは少し高くても、景色がよく料理の美味しいところを旅行会社の人にさがしてもらった。
しかし、いくら料理が美味しくても部屋の窓から見る景色が素晴らしくても、
少しも夫の心は晴れなかった。

それでも、旅とは不思議なものだ。
夫とふたり各地を旅してるうちに、ほんの少しずつ少しずつ、
彼の心の中の絶望と言う名の氷が溶けていったのだ。
朝の柔らかい光が彼の心を暖かくし、窓辺に遊びくる小鳥の可憐な姿が、
彼を病気とともに生きていこうと言う気にさせたのかもしれない。

そして昨年の5月、私は久しぶりに海の見える旅館に夫を誘った。
以前だったら、海のそばの宿は太陽がまぶしいと言って避けていた。
たまに行くことがあっても、部屋のカーテンは厚く閉ざしたままだった。
それが今回は違う。夫は大きく開け放たれた窓に向かって深呼吸をしている。

「おー、きれいだなぁ。」
彼の目の中には太陽の光を浴びてキラキラ輝く波頭がくっきり写っていた。
さきほどの部屋係りの女性が、熱いお茶をいれてくれた。
温かいおしぼりも心地良い。

「お客様、一生懸命お世話させていただきますから、どうぞごゆっくりしてってくださいね。
ここは夜になると灯台の光がちょうど斜めの方向に見えてとてもきれいなんです。
それに海に浮かぶ漁船のあかりがまた情緒があっていいんですよ。」
何気ない話もなぜか心に沁みる。

今まで閉ざされた夫の心を、少しでも開放してあげたいと思っていた私だったが、
どうやら私まで彼と一緒になって心を閉ざしていたようだ。

「旅っていいなぁ。」夫がぼそっと言った。
その言葉を聞いた途端、どーっと堰を切ったように熱いものがこみあげてきた。
やっと旅の幸せを感じることが出来た。旅が私達のかたくなな心を救ってくれたのだ。
うれしくて、うれしくてそのあとの食事もお風呂もしょっぱい涙の味がした。
たった一泊の短い旅だったが、私にとっては忘れられない旅となった。

後日談として、お部屋係りのA子ちゃんとはなぜか気が合い、今も時々メールの交換をしている。
先日、私の誕生日に来たメールにはこんなことが書いてあった。

「誕生日おめでとうございます。いつまでもその笑顔のままでいてください。そして旦那さんとずっと仲のいい夫婦でいてくださいねぇ。そんなKさんのような夫婦になるのが夢なのです。
面と向かっては、言えないですけど本当にこの旅館で会って今にいたってることとても感謝しています。
これから先も私にとってイイお母さんお父さんでいてください。
人生のなかでKさんと出会っていなかったらきっと私は、今は旅館にいなかったですよ。
なによりその暖かい声援とあたたかい心が私の宝物であってかけがえのないものです。
いつまでも人生の先輩でいてくださいね。」

このメールを見て私は心の底からこうつぶやいた。「旅ってほんとにいいなぁ」

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これは、とある雑誌が募集していた旅行のエッセーに応募して賞をいただいたものです。
ちょっぴり恥ずかしいのですがUPしました。

では、行ってきまーす。
by geko2203 | 2010-06-01 07:55 | 日常

東京は下町の小さな日常を綴ります。


by geko2203